大阪大学ってどんな大学?~外国語学部に合格して2年、阪大生活の実態~

こんにちは!
篠原塾の卒業生で、塾長ブログのライターの有本です!
今回は、「大阪大学って実際どんなところなの?」というのを僕自身の経験から皆さんに伝えていきたいと思います!
前半は、大阪大学全体としての良いところをお話します!
後半では、僕が所属する外国語学部に絞って具体的な話をしていけたらと思います!

これは外国語学部のキャンパスでの一枚です。2020年に撮影したものですが、僕が今まで見た中で一番綺麗な葉桜でした。他のキャンパスでも緑は豊かです。

大阪大学のいいところ

僕自身がこの外国語学部で2年間過ごしてきて良いなと思ったところは、すごく当たり前なことかもしれませんが、「大学でやりたいこと」がすべてできることだと思います。

例えば僕の場合は、外国語学部で真剣に外国語を勉強すること、意識が高く向上心のある人と知り合い、友人として高めあうことができる人を見つけること、将来どんなことをしたいかどう生きたいかの自分なりの答えを得ること、留学をすること、世の大学生のイメージのように飲み会や旅行をして充実した遊びをすること、などなど考えればまだ出てくると思いますが、「なんやこれ結局できひんやん」と感じた記憶がありません。

これは阪大が国立大学で1番の学生数を有していることで多彩な学生像があるおかげだと思います。

ひとつひとつ詳しくお話しましょう。

まず外国語を勉強することですが、これは外国語学部学生としての本分なので言うまでもないことですが、偏差値でみても、中にいる実感としても日本の大学で一番高いレベルで外国語学べます。他の大学では決して学べない言語やそもそも日本語で学ぶことが困難な言語を学べること、そしてそれらを教える先生方が研究者であるため深く学べることは非常にありがたく思います。人間科学部や、法学部の阪大特有の国際公共政策学科でも同じようなことが言えるのではないでしょうか。勉強するうえで阪大は特色がある大学だと思います。

次に向上心のある学生と知り合うということですが、これは求めれば得られるということです。阪大とはいえ他の大学と同じように勉強はそこそこで他のことに時間を費やしたいという人が多いです。しかし、やはり難易度の高い試験を潜り抜けてきた人たちなので、優秀な人を見つけることもできます。全力で遊びにすべてを費やす人もいれば、起業を目指して活動する人、一流企業に就職することを目指して自己研鑽に励む人、医学部のかなり優秀な学生、こういった人々と僕自身出会い非常に良い経験になっています。

自分探し的なことはそういった環境の中でできたとも思っています。将来のことを考えるうえでそういった多彩な学生と交流を持ち意見を交わらせて、内省することでいろいろと考えるきっかけを得られました。これまでの2年間でそうだったので、これからもきっと面白い出会いがあるだろうとわくわくしています。

留学は残念ながらコロナの影響で僕自身は行えるか怪しいですが、非常に環境が整っていると思います。僕は外国語学部に所属しているので留学というものとの距離感は更に近く先輩から準備のことなど色々と情報を得ることができますが、外国語学部以外も同じく留学したければできる環境です。外国語学部の人から情報を集めることもできるし、外国語学部に限らず大学として留学を支援しようとしているので、周りの知人でも留学している人がいます。理系の学部学科ですと、研究室が海外の他学部と共同研究をしていることもあって、海外というものが非常に近く感じられます。また、コロナ禍の状況であっても、オンライン留学を行っている人も居ます。

大阪大学のメインのキャンパスである豊中キャンパスの最寄り駅は阪急電鉄の石橋阪大前駅で、その周辺は小さな歓楽街となっているので、学生で多く賑わっています。そのような環境があり授業・部活・サークル終わりには飲み会が盛んですし、下宿勢その周辺に住むことが多いので、日常的に遊ぶのに最高の環境ではと思っています。また、大阪ということもあって、二駅隣には空港もあるくらいに交通の便が良い場所ということもあり、いろんなところに旅行する人が多いです。キャンパスの周辺にレンタカーの店、カーシェアができる車、教習所が集まっていて、早く免許をとってドライブにいってくれと言わんばかりの利便性です。ちなみにその教習所はなぜかただで食べ放題の施設があります。謎です。また神戸・京都・琵琶湖へのアクセスがいい場所なのでそういう場所には土日や授業が無い日に日帰りや一泊二日で遊びに行くことが多いです。僕は、愛知観光したした後に岐阜県の下呂温泉に日帰りで行くというハードスケジュールを楽しんだこともあります。帰りの4時間の運転はつらかったです。

阪大の緑、豊中キャンパス編です。訪れたことのある方なら分かるかもしれませんが、阪大は緑に囲まれた山城の様な場所です。

ここまでの内容と関連しますが、阪大ではいろんな領域の人との人脈を作ることができるのが強みだと思います。実は僕は「人脈」という言葉に懐疑的で世間で言われるほど大事とは思えない点があります。というのも、ただ多くの人を知っているだけでは意味がないからです。分野の幅が大事だと思います。そこには、授業にあまりでない遊んでいる人も学部から熱心に研究をするひとも、旧帝のネームバリューを使って成り上がろうとするも皆自分にとって面白い経験をもたらせてくれる人だと思います。僕で言うと、阪大の経済学部出身で学部時代に海外の大学に留学した人がいます。彼は、経済を学びに行ったのではなく、外国語学習法について学びに行っていました。その後阪大で現代の松下村塾のようなものを作り、阪大をもっと盛り上げようと活動されています。彼は4つほど年上ですが、個人的に交流があるのでいろんな影響をもらいました。

大学院を見据えて研究者のコネを作るのも、就活のためのコネを作るのも、趣味が語り合える友人を見つけるのも、素敵な異性を友人伝いで知り合うことができるのも阪大の良さだと僕は思っています。

優等生タイプはかなり少数派!?

阪大に来て意外だったのは、いわゆる優等生というタイプの人がかなり少ないことでした。勉強を頑張っている人でも、大学では好き嫌いによって取捨選択ができるので、一面を見るとかなり勤勉な人でも他の面では廃人のような側面を持っていたりしてとても面白いです。外国語学部英語専攻の優秀な知人は一年生の成績がオールSの満点で、英文のエッセイが学部長賞に選ばれるという超人的な人でした。そんな優等生を他に僕は知りません。というよりもみんなそんなことに興味がないのでその噂話すら流れてきません。中堅の高校から阪大に進学した僕からすれば予想していたものとかなり違う世界観でした。もはや大阪大学という名のもとに受験は通過できるレベルの人たちが集まっているだけで阪大生を一言で表すのは僕には難しいです。僕にとっては、優等生タイプがいないこととそういう学生の多様さはとても意外なものでした。ちなみに彼女は僕と同じサークルの中で、ド派手に漫才をして大笑いをかっさらっていました。人生何回目なのでしょう…

ここからは、後半として外国語外国語学部に内容を絞ってお話しします。

外国語学部のキャンパスからの眺め。ちなみにこれでも2階です。最上階だと更に美しかったかも?移転後の新箕面キャンパスは階数が多いので、そこでも綺麗な眺めが期待出来きそうです。

阪大外国語学部の全体像

阪大外国語学部では基本的に1・2年生の間が各々の専攻する言語を学ぶ基礎教育期間に当たります。この間に、専攻する言語を自習できるくらいのレベルまで習得し、それと同時に大学生としての基礎教養・専攻する言語の地域に関する基礎知識を身に付けます。3年生からは、自分の研究したいことをその言語圏のなかで行っていき卒論へ少しずつ近づいていきます。3年生になる時点で学部や専攻から研究テーマは何か尋ねられますが、ほぼ全員がそんなことを決められてはいないので、その時点でのふんわりとした興味を答えます。したがって、実際三年生の間は自分の興味のある分野について深く色々と学びます。僕自身この記事を書いている現段階で2年生が終了した段階なので、3年生以降の話は先輩から集めた情報です。

外国語学部って実際どれくらい勉強するの?

僕の肌感覚として最低5時間です。この数字は阪大のネームバリューのために外国語学部に入った人の数値だと考えてください。外国語学部は高校の英語の授業を20人ほどで行うのと同じようなものです。この授業がどの言語も週に5コマ(=7時間半)行われます。週5時間は、この専攻語の授業の予習・課題にかかる時間です。もちろん、専攻語以外にも一盤教養などの他の授業が10コマ弱あるので勉強時間は全体で見ればもう少しかかるでしょう。最低限やらなければいけないことを対面授業とオンライン授業に分けてもう少し詳しく説明します。

対面授業では、予習で次の授業内容である文章を読んでくること、練習問題を解いてくること、或いは毎回の小テストの勉強が大半のスタイルだと思います。前者では基本的に、授業内での頑張りと中間・期末テストが評価の対象となるので、予習をやっていないと評価が下がります。毎回小テストがあるような授業ですと、その点数の蓄積と最後のテストが評価の対象となるので毎回が勝負です。

オンライン授業が導入されてからは少し形式が変わりました。一つは、Web会議ツールを用いて対面の時とほぼ同じ形式で実施する授業。他に、毎回課題が出されてそれをこなすことが授業内容のもの。英語で例えると、○○番の練習問題を解いて提出・長文の全訳を作って提出・テーマに沿ってライティングをして提出といったものです。これに対して先生が個別に訂正コメントをしてくれていました。

これらをこなすのに最低5時間だとして、平均的には一日プラス1時間で週10時間ぐらい勉強時間がかかる人が多いと思います。

ちなみにこれくらいやってても一年生の後半くらいからかなりきつくなってきます。アラビア語やロシア語といった難しい(と言われている)言語ですと、単位が取れるか怪しくなってきます。僕自身入学するまで知らなかったので申し添えておくと、専攻語の5コマはどれか一つ落とした時点で留年が確定します。成績が60%以上で単位が出るのですが、アラビア語だとテストの平均点が30点くらいだと聞きました。ここに平常点が上乗せされて最終的な評価となります。僕の言語では、平均点が80点から90点くらいだったので全員が留年の危機には直面したわけではありませんでした。ちなみにその話を聞いたアラビア語の友人のうち5人中2人が留年していました。個人的にその2人とは仲が良かったのですが、彼らの勉強時間はテスト前に週15時間だけで普段はほぼやってなかったそうなので、まあしかるべき結果かもしれません。

単位だけギリギリ獲得するレベルだとどうなるか

こういう人が僕の専攻語では大半ですし、友人から聞く話でも他の専攻語でも同じではないかと思います。そして彼らに待つ末路は2年後英検三級くらいのレベルで自由に話す頃なんてまず不可能という結果です。というのも、友人の力なしでネイティブの話だけで内容を理解しようとするサバイバルを勝手にやっている人なら能力はあがるでしょう。しかし、大半は授業中に単語を拾う程度で、後から友人たちの輪で情報収集です。結局日本語を使って乗り切っています。しかし、その言語運用能力とは裏腹に3年生からはその言語を使って文献を読んでいくことになるので非常に苦労することになるでしょう。なので、言語をめちゃくちゃ頑張りたいわけではないという人は80%の評価をもらえるくらいには勉強して、3年生以降もなんとか無駄な時間をかけずに大学生活をクリアするのが良いのではないでしょうか。ちなみに大学生はかなり暇なので、週10時間勉強したところで、遊びまわることには何の支障もないと思います。

本気で言語を学びたい人へ

ここまで少し外国語学部の環境へ批判的に語ってしまいましたが、逆に言えば悪いことは今あげたことくらいです。本気でやりたい人には素晴らしい環境があると思っています。僕自身少数派のしっかり勉強する派です。何時間というと難しいですが、他にやらなければいけないことがなく、やる気も低下してなければずっと専攻語の勉強をしています。2年生の授業では、ほぼノー勉で80%の評価をもらえるくらい能力が周りより常にある状態でした。僕の専攻語では授業レベルのふり幅が大きかったので簡単な授業は課題だけこなして、難しい授業を自分の中で突き詰めていました。2年生が終わる現在での能力は英検準一級くらいです。メジャーな言語ですと、その言語で話せるカフェが昼休みに開かれてそこで自分の能力を磨くことができます。マイナー言語であってもタンデムを見つけてオンラインで会話をしている人もいました。タンデムというのは、言語交換のことで自分が学んでいる言語を母国語として日本語を学びたいと思っている人と1対1で会話をすることです。多くは、前半が片方の言語・後半はもう一方という具合に、英語タイム・日本語タイムを半分ずつの時間で行います。これはわざわざ阪大の外国語学部に来なくても可能かもしれませんが、ここだからこそのサポートや利点が数多くあると思います。

英語はどうなの?

外国語学部に興味がある人は、中学や高校の段階で英語への興味・海外志向を持つ人が多いと僕は思います。なので、やはり、英語以外の言語を専攻するにしても、英語も同時に鍛えたい人が多いと思います。そのニーズを阪大はしっかりカバーしています。やる気次第で毎日タダで英語を学び・話す機会が得られます。一つには、留学生が多いこと。彼らと知り合えるコミュニティが存在するのでそこで知り合って普段から英語で話したり、タンデムになってもらうことできます。もう一つは英語を学ぼう、というコミュニティが多いことです。僕が詳しく知っている範囲ですと、TEDトークを題材にアウトプット中心で週1時間半みっちり授業のようなものを行うコミュニティ。Rippleという団体です。興味があればネットで調べてみてください。他に、先ほどお話しした昼休みにメジャー言語を話す機会が持てるカフェです。英語に関しては、週3日開催されています。付け加えておくと、そこではネイティブ学生一人と他の学生3~5人ほどのグループになっておしゃべりをするというものです。この二つは両方ともコロナ禍に直面してオンラインに素早く移行しました。今後状況次第で対面の機会が得られると思いますが、オンラインでの活動も継続されると僕は踏んでいるので、キャンパスなどの制約を気にせずに参加できるのではないでしょうか。また英語の授業でも学ぶ機会は大いに得られます。英語は一年生の時の年間6コマだけが必修なのでその後英語から離れて力が落ちていく人も多いですが、しっかり学びたい人は、2年生から会話・ライティング・上級文法などを主題にした授業が多くあるのでそこで英語を継続することができます。この場合単位がもらえるので英語を勉強しつつ卒業に必要な単位も集めることができて一石二鳥ですね。

学生はオンライン英会話にお金を使う余裕がなかなか無いと思いますが、このように追加でお金を使わずに英語を学べることができるのが、阪大や阪大外国語学部の利点ですね!とは言っても高い授業料を払っていますが…

結局外国語学部での総勉強量はどのくらい?

最初の問いにしっかりと答えるべくここでもう一度振り出しに戻ると、専攻語の授業が週5~10時間で、加えて他の授業で数時間ではないでしょうか。

阪大外国語学部の平均的な授業数は半期で「90分1コマ×13」くらいだと思います。理系の学部だと18コマくらいだと聞いています。教員免許を取得したい外国語学部学生は一年生の頃に半期でプラス5コマ必要になります。これはキャンパスの関係で一年生の頃に単位を取らないといけないからです。キャンパスの近くに住んでいて移動が容易だという人はもう少し分散できます。

つまり専攻語以外の授業で10コマ弱を履修することになりますが、専攻語と違ってそれらの一般教養の科目は基本的に必ずしも予習復習が必要なものではないので、多くの人が学期末に集中して対策をします。そしてその10コマ弱のテストやレポートの締め切りが一気にやってくるので学期末の2週間ぐらいはバイトと授業以外のことになかなか時間を取るのが厳しくなります。

このような学習スタイルが阪大外国語学部に多いかと思います。

最後に…

大阪大学に合格する上で、篠原塾では大きなサポートになりました!

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