農学部ってどんな勉強するの??

こんにちは!

篠原塾卒業生で塾長ブログライターの金本です!

今回は神戸大学農学部に3年通って分かった農学部のことを紹介します!

勉強内容について

 農学部生が必ず受けなければならない授業は生物、化学の内容が中心となっています。半分くらいがそのような理系の内容で、残りは言語や文系の内容です(一般教養はどの学部の方も受けることになります)。ここでのキーポイントは、コースにもよりますが物理はほぼ0ということです。僕は物理が苦手ということもあり一切物理の授業は受けませんでした。そんな選択肢も取れるくらい物理と無縁の学生生活が待っています。逆に生物・化学はかなり大事になってきます。物理選択でも入学できますが、それなりに生物への覚悟を持って入学したほうがいいと思います。

 勉強内容については、コースごとに違うことも多いため一概には言えませんが、上に書いたような特徴はあると思います。難度は本当に授業によります。生物系の授業は物理選択の方が苦労している印象です。それなりに頑張ってついていくことになります。

好きな野菜を自由に育てる授業もあります(応用植物学コース)

研究内容は大事、自分でしっかり調べる

神戸大学の農学部はとてもたくさんのコースに分かれています。調べてみたらわかりますが、3つの学科に分かれ、そのそれぞれが2つのコースに分かれています。つまり合計6コースに分かれており、それぞれかなり違います。もちろんすべて農業に関する研究が行われているのですが、植物、動物、農業経済、農業工学などなど、多様な研究室が存在します。

研究内容の把握というのは結構大事で、入ってみて後悔する人も多いです。コース名だけでは大雑把すぎてイメージがわかないのです。4年生での研究、卒業論文の作成は基本的に自分のコースに存在する研究室の中から選び、その研究室でできる範囲で行うことになります。これから大学進学を考えている人たちは、なんとなくここなら興味がありそう、という曖昧な希望だけではなく、より具体的に、研究している自分の姿も思い浮かべながら学部、学科、コース選びをするとより良い後悔のない学部選択になると思います。研究内容については神戸大学農学部のホームページから結構詳しい内容まで確認できます。

 研究内容まで自分で調べることが大切ということ踏まえたうえで、神戸大学の農学部に共通するような特徴について書いていきます。

神戸大学農学部の忙しさ

 神戸大学の理系の中ではトップクラスに楽だと言われています。工学部の忙しさに比べるとはるかに楽です。留年する人もほぼほぼいません。よほどのやる気のなさを発揮しなければ留年しない、優しい学部です。授業数もゆとりがあり、出席さえしていれば何となく単位が取れていくゆるさが理由です(もちろんすべてではありません)。ゆえに文武両道のさまざまな選択肢が存在します。忙しい部活に入ったり、サークルを掛け持ちしたり、アルバイトをたくさんしたり。選択肢が増えるのが農学部のいいところですね。

農学部の雰囲気

 男女の比率がほぼ1:1で、工学部のようなどよーんとしたイメージはありません(工学部もいい学部だとは思いますが笑)。それぞれのコースも多くて3、40人くらいで仲良くもなりやすいです。あと、優しい人が多くてウェーイ系が少ないです。なので、正直ウェーイ系で攻めていきたい人には向かないかもしれません。農学部で勉強したくてかつウェーイ系の生活を送ってみたい人はサークルで友達を作りましょう。

 勉強をしっかりしたい人にはもってこいだと思います!勉強頑張りたい人も多いので。

就職先は??

 結論、人それぞれです。ただ、研究職や、何かしら専門的な内容の仕事に就きたいなどの願望がある人はしっかり内容がかぶっているか確認しましょう。農機メーカーに行きたいのか、公務員になりたいのか、研究職につきたいのか。先生方は就職先の情報、コネをたくさん持っていることが多いので、先まで見据えて学部やコースを選ぶのもひとつの手段です。

 ただ、農学部だからと言って農業に携わる仕事しか就けないなんてことは当然なく、さまざまなところに就職していきます。特に部活やバイトに熱量を注いでいる人は選択肢の幅が広いように思います。好きなことがあるなら突き詰めていく、ないなら行動しまくって探す、研究に熱心になる、本気で大学生生活を過ごせばその先のビジョンも明確になってくると思います。

結論

 楽なのにみんなそれなりにまじめで留年する人がかなり少ない、健全に大学生活を送りたい人にとって素晴らしい環境!

高校までで生物が好きな人なら入って後悔する人はすくないと思います。生物が嫌いで全然興味がないならおすすめしません。ただ、農業に関する経済など、方向はいろいろあるので間違って生物を選択してしまった人にも理学部よりは幅が広く可能性があると思います。

牛とふれあいながらの授業も!(応用動物学コース)

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